絵本「馬の耳に念仏」(声にだすことばえほん、はたこうしろう著、齋藤孝編集)は多くの"ことわざ"が物語の中に登場します。

馬の耳に念仏 (声にだすことばえほん)
馬の耳に念仏 (声にだすことばえほん)

ラーメン屋さんの兄弟が「おばけマンション」にラーメンを出前するお話ですが、セリフに多くの"ことわざ"がちりばめられています。奇想天外なお話に"ことわざ"を織り込むという、一見無謀な展開に思えますが、子供達は話に吸い込まれて行きます。これはテンポの良さに起因していると思います。

我が家の子供達はとてもお気に入りの絵本で、何度も読まされました。そして、子供達は自然に"ことわざ"を覚えてしまいました。

読む方も"声にだして"読んで楽しく、気持ちの良い絵本です。