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「齋藤孝の速読塾」でAレベルの読書術を学ぶ。

齋藤孝著「齋藤孝の速読塾」(ちくま文庫)を読みました。 "塾"というだけあって、5回の講義(章)に参加して学ぶような形式になっています。とても読みやすい本です。


斎藤孝の速読塾



速く本を読むためだけの速読術ではありません。速読により多読が可能になり、その事による効用を示すことで本を読むことの大切さを教えています。


"Aレベルの理解力とは、新たな価値を付与して、オリジナルのアイデアや提案、見方が出せる力です。"(26ページ)

とするAレベルの理解力を得るための読書術を説いています。
日常的には、会議で配られた資料に目を通して、内容を早く理解する方法にも繋がります。


「Cレベルは読んでもすぐ忘れてしまう段階」、「Bレベルは要約だけで終わってしまう」こととしています。BからAに上がるにはハードルが高いように感じますが、この本の指南を実践しながらAレベルに近づきたいと思います。

とは言え、著者は本を隅々まで理解しなさいとは言っていません。なんと「二割読書法」なるものを推奨しています。2割を読んで8割を理解するというものです。

筆者の速読法は、飛ばし読みでも「推測力」でカバーするというものです。テーマやキーワードなどの手掛かりを元に「推測力」で理解を深めます。


この本のキーワードは何かと考えると「概念(ものごとを捉える視点)」です。本を読む目的は新しい「概念」を獲得することだとしています。

もう1つのキーワードが「視点移動」です。著者の側や登場人物にどんどん視点移動しながら読むことを強く勧めています。

"そもそも「本を読む」とは、自分以外の著者の視点で読む、つまり「視点移動」ができる、ということにほかなりません。せっかく本を読むのですから、著者の側、あるいは登場人物に視点を移動し、新しい見方や概念を吸収したほうが得です。"(48ページ)


「視点移動」によって「概念」を得ることが本を読むことの目的だとしています。この目的達成のための手段が速読・多読だったのです。

この点が最も腹落ちしました。今までモヤモヤしていたものが晴れました。


今までの読書はBレベルの理解力を目的としていました。Aレベルの理解力で「視点移動」しながら、「概念」を得てオリジナルのアイデアが生まれるような読書をしたいと強く思います。



Comments [2]

No.1

こんにちは!

何かを模索している時にこの本に出会ったのはご縁?^^

娘が高校生の時に読んでいた本に(英語の勉強に関するもの)
語彙を増やすことの大切さが書かれていて・・・
最後に、この本を読んでいるアナタが18歳未満であることを願う、と。
やった!私はまだ18歳になっていない!と、娘が叫んでいたことを思い出しました。(笑)

むらごんさんのモヤモヤが晴れて良かったですね!^^
この本、きっとむらごんさんのお役に立つことでしょう!

この先も、人であれ、書物であれ、よりよき出会いがありますように!^^

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著者: Junya Murakami

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