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「文章作法入門」で文章の基本を学び直す。

中村明著「文章作法入門」(ちくま学芸文庫)を読みました。旧版は1997年に「文章力をつける」(日本経済新聞社)として出版され、2002年に文庫版化された本です。


文章作法入門 (ちくま学芸文庫) 

 


この本は奥野宣之著「仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト」の中で、著者が繰り返し読んでいる本の一つとして紹介されていました。


文章を書くうえで必要な基本的事項を捉えた本です。文章を書いてみたい人が「最初に読む一冊としての役割を担っている」と『文庫版あとがき』に書かれています。初心者や基本を学びなおしたい人にお薦めの本だと思います。

全般的に平易で分かり易い内容になっています。名作と言われる小説からの例文が豊富で、例文に対する解説を読むと納得します。反面、少し説明が長いと感じる部分もありました。


『Ⅱ ことばを選ぶ』の章で語彙を広げる大切さを求めています。同時に「最適なことばを選び出す正確な判断力」(P60)や「ことばの格、響き、におい、イメージを的確に感じとるしなやかな言語感覚」(P76)を磨く大切さを説いています。多くの本を読んだり、講演を聞いたりすることで著者の言う「ことばのセンス」を磨きたいものです。

ポイント

"どんな文章も、だれかがそれを読んでくれることによって、伝達の役をはたす。あたりまえのことだが、読み手にその多くを負っているという事実を、しばしば書き手は忘れがちになる。悪文はそうして生まれる"(P180)

読み手があって初めて文章が成り立つということを逆説的に説明しています。読み手側に視点移動しながら書くことで悪文を無くす近道になるのです。


最後の節「推敲のポイント」では、読者になりきって推敲することを強く求めています。読む人がいなければ文章は成り立たないということを思えば、相手を思いやり、相手に労力を掛けさせないためにも推敲が重要なのです。

今まで、推敲の際に読み手側に視点移動するということが欠けていたと思います。『視点移動』は齋藤孝著「齋藤孝の速読塾」で本を読む際に著者や登場人物に視点を移動して読むことを推奨していました。何事においても視点移動をすることが重要なのだと改めて知ることが出来ました。


Comments [2]

No.1

いつもむらごんさんは勉強熱心でイかすぜ~~!

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著者: Junya Murakami

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