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風を食べる生命体「テオ・ヤンセンのミニ・リノセロス」(大人の科学マガジン)を作る。

大人の科学マガジン別冊「テオ・ヤンセンのミニ・リノセロス =風を受けて歩く 生きているように歩く=」 (学研ムック大人の科学マガジンシリーズ)を購入しました。1月に発売された 大人の科学マガジン Vol.30 (テオ・ヤンセンのミニビースト) (Gakken Mook) に続く企画です。(以前の記事


gon110729 (2) 大人の科学マガジン別冊 テオ・ヤンセンのミニ・リノセロス (学研ムック大人の科学マガジンシリーズ)


付録の「ミニ・リノセロス」はテオ・ヤンセン(Theo Jansen)氏のストランドビースト「アニマリス・リノセロス・トランスポルト」(Animaris Rhinoceros Transport)が元になっています。「アニマリス・リノセロス・トランスポルト」は全長6m、高さ4.7m、重量3.2tというビースト史上最大だそうです。


日本科学未来館で開催されていたテオ・ヤンセン展(2010.12.9~2011.2.14)では、 「アニマリス・リノセロス・トランスポルト」の原型となる木製の「アニマリス・リノせロス・リグナタス」が展示されいました。(以前の記事)他のビーストとは明らかに違うので印象に残っています。


付録の下に雑誌が収まっていて、取り外すことが出来ます。真中が雑誌、「ミニ・リノセロス」は"あくまで"付録です。
大人の科学マガジン別冊 
Theo Jansen miniature version of "Strandbeests"


同じ形の部品が並びます。当然ながら繰り返しの作業が多いです。
ミニ・リノセロス部品

箱から出してみました。部品を見るだけではどんな形で、どんな歩き方をするのか想像もつきませんがワクワクします。
ミニ・リノセロス部品

まず最初の作業はランナーから部品を切り放します。ランナーとの接合が太いところもあるので、ニッパーを使用した方が無難です。
ミニ・リノセロス部品

全て切り放しました。同じ部品を一か所に集めておきます。
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こちらはクランクシャフトです。歩きを作用する重要な部品です。
クランクシャフト


足を組み立てます。足の関節部です。金型から取り出す時に残った丸い跡を内側にします。
足関節


足の下部が完成です。
足下部 

足下部に上部をつなぎます。
足


ポイント
一番手間が掛かる工程です。足上部は下部とつなげる前に、仮止めしておいた方が効率がよく簡単でした。最初に全て仮止めしておき、つなげる作業を繰り返します。
足下部と足下部の結合

足は全部で12本になります。 この足の形と構造が独特の動きを生み出します。
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クランクシャフトに足を繋げます。足とシャフトを繋ぐロッドは順番を間違わないように注意します。
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足の半分が完成です。
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手でクランクシャフトを回してみます。



足の左右セットを繋げます。ほぼ完成です。
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手で回してテストしてみました。6本の足が違うタイミングで動きます。



シロッコファンを作ります。
シロッコファン

ここに風を受けて動き出します。 シロッコファンを本体に取り付けて完成です。
ミニビースト ミニ・リノセロス

組み立て所要時間は90分程度です。写真やビデオを撮りながら組み立てましたが90分で完成しました。


ミニビースト(下)と並べてみました。ミニビースト ミニ・リノセロス

風の受け方が違います。 ミニビースト(右)は正面から風を受けます。
ミニ・リノセロスは左右と上部から風を受けます。ミニ・リノセロスは反応が鈍いです。
ミニビースト ミニ・リノセロス 

ミニビースト ミニ・リノセロス



動きはミニビーストの方が早く歩き、機敏です。
ミニ・リノセロスはゆっくりした動きです。団扇で扇ぐとかなり疲れます。 どこから風を受けても進む方向が同じです。
ミニビースト ミニ・リノセロス 

うちわや扇風機を使って動かしてみました。ミニビーストとの動きとも比較してみました。かなりスピードが違います。



Comments [6]

No.1

Theo Jansenのマネージメント関係者です。
現在大分市美術館でTheo展の真っ最中です。
丁寧な解説ありがとうございます。
海外でも販売される様なので、参考になると思います。
Koji

No.3

突然の書き込みお許しください。

友人(女性)へ誕生日プレゼントとして、「ミニ・リノセロス」か「ミニビースト」のいずれかを送ろうと考えています。

友人が先般、「大分で行われているヤンセン展に行きたい!」と言っていたので、喜んでくれるのではないかと思います。

どちらにも魅力はあると思うのですが・・・

選択の決め手となる要素はなにかないでしょうか?

ご返答いただければ幸いです。

No.5

なんという迅速なご返答(><)!!!
感謝、感激です・・・・ありがとうございます!!!!!

やはりミニビーストですか!
私自身も、ミニビーストの「骨」っぽい感じや繊細な印象がとても好きで、なおかつ仰る通り「ヤンセンらしい」と思っていました。

明日にでもミニビーストを取り寄せてプレゼントしようと思います。

本当にありがとうございました!!!!!

追記:貴ブログの「笹巻けぬきすし」についての記事などとても面白く拝見いたしました。とても素敵なブログですね!!!

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著者: Junya Murakami

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