宮古市大通の多良福(たらふく)のメニューは中華そばのみ。連日満員、地元市民に愛されるお店です。
中華そば「たらふく」(宮古市大通)



「たらふく」の中華そばは、宮古市民のソウルフードと言っても過言ではないように思えます。「たらふく」のラーメンというよりも、「たらふくの中華そば」という一つの料理と言えるのではないでしょうか。


中華そば「たらふく」(宮古市大通)

表通りから路地に入った場所にあり、お店の向かい側に5台ほどの駐車場があります。

土曜日の午後1時近くに行ってみると、お店の前には行列が出来ていました。一度、浄土ヶ浜まで行って、2時ごろに再度お邪魔しました。行列はありませんが、お店の中は満席。厨房では愛想のいいお母さん達がきびきびと働いています。

メニューは中華そばのみ

壁にはこの店唯一のメニュー、「中華そば」の板が掛けられています。


少し待って席に着くと間もなく、どんぶりいっぱいの中華そばが運ばれて来ました。スープがどんぶりからあふれそうで、麺もいっぱい入っています。かなりのボリュームです。

中華そば「たらふく」(宮古市大通)

まずはスープを少しすすります。煮干しのダシが効いていて、一言「旨い」と思いました。透明感があって見た目にも美しいスープです。少ししょっぱくも感じましたが、最後まで飲み干してしまいました。

中華そば「たらふく」(宮古市大通)



麺は細めで平打ちのちぢれ麺。ここでしか食べたことがない独特の自家製麺です。スープに絡んで、スープを活かすような麺のように思えました。もしかすると、かん水が余り使われていないのか、いわゆるラーメン的な黄色な麺ではなく、白いあっさりした感じの麺です。(あまり良い表現ではないですが、チキンラーメンの麺に味が似ているように思える瞬間がありました) この麺は、ある意味ハマります。

一般的なラーメンを想像して食べると、ちょっと違う印象を受けるかもしれません。最初に書いたように「たらふくの中華そば」というものを食べに来たと思えば、これはかなり旨いのです。宮古に行ったら、また食べたい「たらふくの中華そば」でした。

多良福ラーメン / 宮古駅