12月5日、蒸気機関車SL銀河の特別運行「SL銀河ナイトクルーズ」がJR釜石線の花巻―遠野間で実施されました。遠野市宮守町のめがね橋(宮守川橋梁)ではライトアップと徐行運転で、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」が再現されました。
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めがね橋に到着した時点で大勢の見物客がいて、良さそうな場所は三脚で埋まっていました。めがね橋近くまで移動して、後ろのカメラから映らないような土手でカメラを構えることにしました。雪が積もっていて、人が少ない静かな場所でした。その分、雰囲気を十分に楽しめる場所です。



SL銀河が宇宙に飛び立つようなイメージで、めがね橋を斜めに入れることにしました。

めがね橋(宮守川橋梁)

上りの車両が通過したので練習撮影です。
めがね橋(宮守川橋梁)

宮守駅からSLの汽笛が聞こえると緊張感が走ります。SL銀河がゆっくりとめがね橋に近づいて来ました。


SL銀河ナイトクルーズ

(撮影の方は、SLが中途半端なブレになってしまいました。どうやって撮ったらよいか迷い、SLを止めて写すか、被写体ブレにするか悩んだあげく、中途半端に...)

SL銀河ナイトクルーズ


辺りは汽笛を鳴らしながら橋を渡るSLで幻想的な雰囲気に包まれます。

SL銀河ナイトクルーズ


ちょうど、他の人のフラッシュか、通りかかった車のライトが降りしきる雪に反射します。さらに幻想的な雰囲気になりました。

SL銀河ナイトクルーズ


めがね橋を渡るSL銀河は、降りしきる雪が星のように輝き、宇宙を駆け抜ける「銀河鉄道の夜」の世界を体現できました。