山手線唯一の踏切「第二中里踏切」

東京の象徴と言っては言い過ぎ?かもしれませんが、都心を回る環状線である山手線は東京の足を支える最も重要な路線です。ラッシュ時は運行間隔が2分30秒という頻度で行き交います。そんな山手線には踏切がないと思っていましたが、唯一1カ所だけ踏切があるのです。



山手線唯一の踏切は駒込駅と田端駅の間にあります。名前は「第二中里踏切」、第一は廃止されています。2005年まで、目白駅と池袋駅間にも踏切が残っていたようですが、現在は唯一「第二中里踏切」だけです。


駒込駅から線路沿いの道を田端駅方面に歩いていきます。
駒込駅
駒込駅近くでは道路が地下化されています。
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奥には山手貨物線(湘南新宿ライン)が走ります。
山手貨物線(湘南新宿ライン)

ビルの前に大きなゴルフボールが...。このビルの前に踏切があります。gon09DSC06027



山手線唯一の踏切「第二中里踏切」、山手線が通過する踏切が見られるのはここだけす。

山手線唯一の踏切「第二中里踏切」
内回りと外回りが交差していきます。ラッシュ時はどうなるのか、見てみたいものです。
山手線唯一の踏切「第二中里踏切」
山手線唯一の踏切「第二中里踏切」

かなり幅員が狭いので、車がすれ違うのは大変ですね。
山手線唯一の踏切「第二中里踏切」

線路上から駒込駅方面を眺めます。写真の左下に山手貨物線(湘南新宿ライン)があり、踏切を渡った道路の下を通っています。
山手線唯一の踏切「第二中里踏切」

踏切を渡って、道路下の山手貨物線(湘南新宿ライン)を眺めると貨物のEF65電気機関車が来ました。
EF65形電気機関車
この山手貨物線(湘南新宿ライン)と山手線で段差があるために、道路の地下化が難しいようです。道路を高架するにも両端の土地が狭すぎるようです。


近くには学校もあり、地域の人には貴重な踏切になっているようです。ラッシュの時間帯は開かないだろうな...。