天台宗総本山「比叡山延暦寺と言えば、多くの高僧が修行した歴史ある寺院です。法然、栄西、親鸞、道元、日蓮をはじめ、仏教各宗各派の祖師高僧が修行した場所です。天台宗は延暦25年(806)、伝教大師最澄によって開かれた宗派です。
祖師先徳鑽仰大法会の特別記念事業として60年ぶりとなる国宝根本中堂の改修事業が行われています。
絵本 一覧
アンパンマンの著者として有名なやなせたかしさんの絵本です。
やさしいライオン (フレーベルのえほん 2)
やなせたかしさんは1919年生まれなので、90歳を超えています。「行く(19)行く(19)人がベルサイユ」の語呂合わせで覚えたベルサイユ条約の調印の年に生まれたということになります。
絵本「馬の耳に念仏」(声にだすことばえほん、はたこうしろう著、齋藤孝編集)は多くの"ことわざ"が物語の中に登場します。
馬の耳に念仏 (声にだすことばえほん)
ラーメン屋さんの兄弟が「おばけマンション」にラーメンを出前するお話ですが、セリフに多くの"ことわざ"がちりばめられています。奇想天外なお話に"ことわざ"を織り込むという、一見無謀な展開に思えますが、子供達は話に吸い込まれて行きます。これはテンポの良さに起因していると思います。
我が家の子供達はとてもお気に入りの絵本で、何度も読まされました。そして、子供達は自然に"ことわざ"を覚えてしまいました。
読む方も"声にだして"読んで楽しく、気持ちの良い絵本です。
お花や肉まん、おにぎり、ピーマン、お月さま・・・などなど、色んな輪郭の顔に好きな目や口、鼻、ひげなどのシールを貼って遊ぶ絵本です。
子供は夢中になって、想像力豊かな顔を作って行きます。千差万別、作り上げる人の数だけ顔が出来て行くと思うと、我が家の「かおノート」は世界にただ一つです。
見ている大人も面白い、そしてやってみたくなります。
自分用にも買ってみようかな。
かおノート (WORK×CREATEシリーズ)
かおノート〈2〉 (WORK×CREATEシリーズ)
「アンパンマンのクリスマス」という絵本があります。
アンパンマンのクリスマス
この絵本、子供に読み聞かせをしていて不思議な点があるのです。アンパンマンと言えば「顔が濡れて力が出ない~」と非常に水に弱いのが常識ではないでしょうか。顔に水が掛かりそうな時には防水具を身につけて登場するほどです。
この絵本では、思いっきり顔が濡れているはずなのにアンパンマンは平然とばいきんまんと戦って倒してしまいます。ばいきんまんに誘拐されたサンタクロースを湖の底に助けに行くのですが、防水具も無しに水の中に潜って行くのです。
子供達もテレビアニメの「それ行け!アンパンマン」で水に弱いアンパンマンを見慣れていますので、ちょっと不思議に思っているようです。
どうやら、初期のころには多少の異常では平気だったようで、水に濡れてもふやけないこともあったようです。
アンパンマンの絵本は1973年に幼稚園・保育園向けに初めて登場して、初めての絵本はひらがなで「あんぱんまん」だったようです。私も幼稚園の頃に先生から読んでもらった記憶があります。かなりインパクトのある楽しい絵本でした。 幼稚園・保育園で人気が出た為に1976年にハードカバー版が販売されたそうです。
あんぱんまん (キンダーおはなしえほん傑作選 8)
初期のアンパンマンの顔は現在と少し違っていましたし、容姿も設定も少しずつ変遷してきたということだと思います。
いのちのかぞえかた(千倉書房)はセルジュ・ブロックの絵に小山薫堂の文が添えられた絵本です。
内容からも大人向けの絵本かと思います。
ある日生まれた女の子が主人公で、女の子が一生の間で経験する様々なことを数で示しながら物語は進みます。
例えば一生分の「まばたきの数、涙の粒の数、お友達とお話している時間」こんなことは普段は意識したこともないことです。
数字化することで全ての事が大切に思えてくるということだと思います。人生を大切に生きること、無駄ことはないことを示してくれる絵本だと思います。